2011年8月8日月曜日

[感想]映画「トランスフォーマー ダークサイドムーン」

記念すべきブログ一発目の投稿。先日見ておいてまだ感想を書いてなかった映画。「トランスフォーマー ダークサイドムーン」です。

金属生命体である「トランスフォーマー」達は、正義の集団「オートボット」と悪の集団「ディセプティコン」の二つに分かれ、惑星サイバトロンで戦争していた。だがその戦争はディセプティコンの勝利で幕を閉じ、オートボット達は地球へ避難してくる。だがディセプティコン達は逃げたオートボットを追い、この地球で再び戦火を起こした。それに対抗するのは、少年サムと彼の愛車カマロに化けたバンブルビー。そして、あらゆる車から変形するオートボット達だった。

ストーリー的には普通です。悪く言えば見る所無し。超王道。一度も首をひねることなく楽しめました。いや楽しめるというか、とってつけたようなストーリーなので、意味はあんまないかも。

問題はやっぱり映像。これに尽きる映画かと。
CGで出来たとは思えないぐらいリアルなトランスフォーマー達が、ガシャガシャと変形していく様は観ていて爽快。まるでパズルのように車から人間型へと形を変えていくのはロボファンでなくとも「すげー!」ってなると思います。
逆にロボファンから観れば「せっかく車の外装という装甲があるんだから、背中とかじゃなくてもっと大事な部分を守りなさいよ」という指摘があるかも。オプティマスの脛から見えるパイプやシャフトが、ミサイルで一気に潰されそうで不安でした。まぁ器用に避けてたケド。

ロボットのバトルシーンはミサイル・マシンガンといった飛び道具と、ヒートソード・ナックルといった格闘が半々でした。ロボ自体の大きさを強調するためか、ビル街での戦闘が毎回ありますが、そのせいかロボがアップになりやすい。そして画面いっぱいにロボが映るので、「何がどうなってるのかさっぱり分からない」こともしばしば。今見えてるのは胸? 腹? というのは何回かありました。

でもその巨大さからくる爽快なバトルシーンは、確かに息を飲みます。武器を取り出すシーンや、見栄を切るシーンはついつい拳をにぎっちゃいますし、金属がぶつかり合う鋭い音は臨場感を増してくれます。綿密なCGゆえの、装甲のサビや劣化部分も、バトルシーンのリアルさを強調してます。

個人的にはバンブルビーが可愛くて可愛くて。カマロ欲しい! とか思いました。あと、今回の映画ではCG書きなおしたのかな。オプティマスもバンブルビーも、なんだかスタイリッシュになってた。腰と脚がスマートに、上半身がちょっとだけマッシブな感じに。嫌いじゃないけど、アメリカ産ロボって感じがしなかった感も。

「頭空っぽにしてわかりやすく、それでいて爽快な映画が見たい」という方にはオススメです。
逆に「話にはそれなりに意味やテーマがないと」という方にはなんとも言えない感じでした。

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